2004年2月3日(火)17:19

フィッシャー外相:加盟国とEU間の利害の調和が必要

リュブリャナ(AP)

EU憲法をめぐる論争で、ドイツのヨシュカ・フィッシャー外相は加盟国とEUの利害を調和させるよう求めた。しかし同外相は火曜日、訪問先のスロヴェニアで、最近の議長国アイルランドの努力によって7月までにEU憲法の妥協案が得られるとの確信も示した。

フィッシャー外相は、どの加盟国も自国の利害を外交政策の基礎に据える権利がある。しかしEUの利害を忘れるようなことがあってはならない。憲法交渉の目的はその両方の利害を一つに調和させることだ、と語った。

今年度の拡大ラウンドの完了後、EUは世界の「グローバル・プレーヤー」を目指し、共通の外交・安全保障政策を発展させるという大きな課題に直面する、とフィッシャー外相は述べた。スロヴェニアは5月1日にEUに加盟する新規加盟10ヶ国のひとつである。

原題:Fischer: Harmonisierung nationaler und europaischer Interessen notig




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